おすすめの抱っこ紐は?今人気のタイプ、選び方のポイントも伝授!

おすすめの抱っこ紐は?今人気のタイプ、選び方のポイントも伝授!

出産前に、プレママやプレパパが準備しておきたい育児アイテムはさまざまです。ワクワクした気持ちとともに「どれを選べばいいの?」と迷うこともあるのではないでしょうか。

育児アイテムの中でも、一番の悩みどころは「抱っこ紐」という人も多いはず。毎日使うものだからこそ、妥協したくないですよね。

とはいえ、抱っこ紐は種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からなくなってしまいがちです。迷い過ぎて「人気があるタイプを選んでおけば間違いないだろう」と思っている人もいるかもしれません。

人気を集めるのには理由があるはずですが、人気だからという理由だけで選んでしまうと、実際に使用し始めてから後悔する可能性もあります。特に海外製品の抱っこ紐は日本人の体型に合わないケースもあり、使いづらいと感じることも……。

そこでこの記事では、抱っこ紐の選び方を知りたいプレママやプレパパに向けて、人気のタイプや選び方のポイントを紹介します。自分に合った抱っこ紐を見つけるためにも、選び方のコツを掴んで満足度の高い抱っこ紐を手に入れましょう。


 <目次>

 


1.抱っこ紐の人気タイプを押さえておこう!

抱っこ紐の人気タイプ

人気の抱っこ紐は、主に「ベビーキャリア」「スリング」「ベビーラップ」「ヒップシート」の4タイプがあります。それぞれデザインや特徴、メリットやデメリットが異なります。

デザインが好きで実際に使ってみたけれど合わなかった…と後悔する可能性もあるため、違いを把握しておくことが大切です。自分に合うタイプを選ぶためにも、まずは抱っこ紐のタイプを確認してみましょう。

 

多機能型で使う人の身体に負担が少ない「ベビーキャリア」

ベビーキャリア

「ベビーキャリア」は、赤ちゃんを腰と肩で支えるタイプの抱っこ紐です。腰ベルトと肩ベルトで赤ちゃんの体重が分散されるため、使う人の身体に負担が少ないことが特徴です。

対面抱きや前向き、横抱き、おんぶなどあらゆる抱き方ができる多機能型が多く、中には生後0ヵ月(新生児)から使える商品もあります。

以前の多機能型抱っこ紐は、着脱が複雑で手間のかかる商品が少なくありませんでした。しかし近年は、これまで一般的だった首の後ろで留めるタイプ以外に、留め具が体の前側にあるタイプも販売されています。

留め具が前側にあると、コートや上着を着たままでも、リュックを背負ったままでも赤ちゃんを抱いたり降ろしたりできるので便利と人気です。軽量コンパクト設計の商品なら、バックやベビーカーの荷物入れにもすっぽり納まりますよ。

 

<ベビーキャリアのメリットとデメリット>
メリット

・生後0ヵ月(新生児)から3歳児まで長く使えるものが多い

・腰と肩で支えることでママやパパの腰と肩に負担がかかりづらい

・赤ちゃんを固定するベルトが付いており安全性が高い

・サイズ調整がしやすく体格差のある家族でも共有できる

・両手が自由に使える

デメリット

・腰や肩部分に厚みがあるタイプは小さく折りたためない

・商品によってはかさばるため持ち運びしづらい

・海外製の商品は日本人の体のサイズに合わないことがある

 

装着が楽でコンパクトな「スリング」

スリング

「スリング」は、幅の広い大きな布で赤ちゃんの体をハンモックのようにすっぽり包み込むタイプです。一枚布なので着脱が難しそうな印象を受けますが、慣れれば簡単で生後0ヵ月(新生児)から使えることが特徴です。

折りたためば小さくまとめられるため、持ち運ぶ際もかさばりません。コンパクトな抱っこ紐が欲しい人をはじめ、授乳や寝かしつけにも抱っこ紐を使いたいという人から人気を集めています。

まずはベビーキャリアを購入し、二本目としてベビースリングを購入するという先輩ママも多いですよ。

ちなみに、スリングには以下の3つのタイプがあります。

【バックル型】

背中に調整可能なバックルがあるタイプ。安定感が抜群で二重ロックが付いているものなど、安全性が高いことが特徴です。ただし肩部の分にクッションがある商品だと、他の種類のように小さく折りたためません。

【リング型】

長さを調整できる二つのリングが付いているタイプ。使う人に合わせて微調整ができるためママとパパで使いたい際に便利で、授乳時にも使えます。

【チューブ型】

リングやバックルが付いておらず、シンプルな筒状のスリングです。着脱がしやすいだけでなく、小さく折りたためるので持ち運ぶ際もかさばりません。

 

<スリングのメリットとデメリット>
メリット

・首がすわる前から横抱きで使用できる

・いろいろな抱き方ができる

・抱っこ紐の中では比較的リーズナブル

デメリット

・慣れるまでは使いこなすのが難しい

・片方の肩に負担がかかりやすい

・注意しないと使用中に落下するリスクがある

・赤ちゃんに片手を添えなければならず、両手が使えなくなる

・おんぶには使えない

 

赤ちゃんとの密着度が高い「ベビーラップ」

ベビーラップ

「ベビーラップ」は、5m程度の長い布で赤ちゃんを包み込むように大人の体に巻きつけて使います。

抱っこやおんぶ、腰抱きなど、いろいろな抱き方に対応しており、赤ちゃんとの密着度が高い点が特徴です。基本的には生後0ヵ月(新生児)から使用可能で、密着度が高いことから赤ちゃんが安心しやすいとも言われています。

デザイン性が高く、個性的な色や柄の商品が多いため、洋服とのコーディネートを楽しめるでしょう。中にはTシャツのように腕を通して使用するタイプもあります。

 

<ベビーラップのメリットとデメリット>
メリット

・スリングよりも密着性が高い

・密着するため、赤ちゃんが落下するリスクが少ない

・上半身で赤ちゃんを支えるため、腰や肩への負担が少ない

・両手が自由に使える

・家事がしやすい

・巻き方次第で二人同時に抱っこやおんぶができる

デメリット

・密着度が高いため夏は暑い

・着脱に手間がかかる

・使いこなせるようになるまで練習が必要

・赤ちゃんは身動きが取れなくなる

・洗濯が大変

・しっかり締め付けなければ赤ちゃんがずれてしまう

 

赤ちゃんの抱き降ろしがしやすい「ヒップシート」

ヒップシート

「ヒップシート」は赤ちゃんが座る台座部分が付いている抱っこ紐で、ウエストポーチのような形状をしています。台座部分を使って横抱きすれば、生後0ヵ月(新生児)から使えます。

一方で、子どもの成長に合わせて使いやすいアイテムなので、常に抱っこ紐をする年齢ではないものの、歩き疲れて抱っこをせがまれる、抱き降ろしが頻繁にあるといったお出かけのシーンでも重宝します。

なお、ベーシックな腰巻タイプの形状以外に、肩掛けタイプもあります。

【腰巻タイプ】

ウエストベルトの部分に台座が付いており、ママやパパが赤ちゃんを手で支えながら使います。

【肩掛けタイプ】

肩ベルトがあり、ショルダーバッグのように腰と肩で赤ちゃんを支えながら使うタイプです。肩ベルトがあることで、いろいろな抱っこがしやすくなります。セカンド抱っこ紐として使用する場合が多いようです。

 

<ヒップシートのメリットとデメリット>
メリット

・赤ちゃんを乗せたり降ろしたりしやすい

・状況や成長段階に合わせて、いろいろな抱き方ができる

デメリット

・赤ちゃんを乗せるための台座に重量がある

・腰に負担がかかりやすい

・かさばるためベビーカーや手で持ち運びしづらい

・腰ベルト部分のみで使用すると赤ちゃんの転落リスクが高まる

・抱っこ紐単体で赤ちゃんを支えられず手で支える必要がある

 

2.【使うシーン別】おすすめの抱っこ紐は?

おすすめの抱っこ紐

特徴やメリット・デメリットが異なる抱っこ紐は、使うシーンによっておすすめのタイプが異なります。日常使いしたい、持ち運び用にしたいなど、どのようなシーンで使いたいのかを想定してみましょう。ここでは、使うシーン別におすすめの抱っこ紐を紹介します。

 

ワンオペ育児で日常的に使いたいならおんぶができる「ベビーキャリア」

パートナーが仕事で毎日帰りが遅い、勤務時間の都合でお互いの生活時間がなかなか合わない、出張が多いなど、基本的にワンオペ育児になることが多い人は、「ベビーキャリア」がおすすめです。

ベビーキャリアのメリットは、何といっても抱っこだけでなく「おんぶ」もできることです。対面抱っこしかできない抱っこ紐を使用すると、例えば調理をするときに赤ちゃんが火の元に近くなります。すると気が付かないうちに赤ちゃんが火傷をしていたり、抱っこ紐や衣類へ引火してしまったりする可能性があり大変危険です。

一方、おんぶをすれば赤ちゃんが火の元に近づく心配がない上に、ママやパパの背中と赤ちゃんのお腹が密着します。密着していると赤ちゃんは安心できるため、気付いたら眠っていたということも少なくありません。

ただし、ベビーキャリアの中にはおんぶができない商品もあります。購入する際は、どのような抱き方に対応しているのかをしっかり確認しておきましょう。

 

ベビーカー移動が中心で持ち運びしたいなら「スリング」か「ベビーキャリア」

スリングの最大のメリットは、他のタイプの抱っこ紐と比べて小さくまとめられる点です。そのため、基本的に移動はベビーカーで、抱っこ紐は出先で必要になったときに使いたいという人におすすめです。スリングはかさばりづらく、ベビーカーの収納スペースに収納しておいても場所を取りません。

授乳もできるタイプのスリングを選べば、授乳ケープを用意する必要もないため、より荷物を減らせます。また簡単に着脱できるタイプを選べば、使いたいときにサッと取り出して装着できますよ。

ただし、商品によっては練習しなければ使いこなすのが難しいものもあるため注意が必要です。

ちなみに、コンパクト設計でベビーカーでも持ち運びがしやすいベビーキャリアもあります。

スリングは使用する人の肩に負担がかかりやすいため、長時間の使用には適していません。その点ベビーキャリアなら、長時間抱っこしやすい設計となっています。腰や肩に程よく厚いクッションがあるベビーキャリアなら、身体への負担が少なくなりますよ。

ベビーカーも使うけれど、自宅では日常的に抱っこ紐を使いたいという人は、コンパクト設計のベビーキャリアもおすすめです。

 

双子や年の近いきょうだいを同時に抱っこしたいなら「ベビーラップ」

一人で子ども二人を抱っこしなければならない状況で、一般的な抱っこ紐を二つ装着するのはなかなか難しいですよね。ベビーラップなら布が長い上に生地が少し伸縮するため、双子や年の近い兄弟を一緒に抱っこしたいときにも使えます。

抱っこをする人に合わせてサイズを調整したり、抱っこする子どもの人数に合わせて調整したりすることも可能です。二人を同時に抱っこできるのは、他の抱っこ紐にはない魅力です。

ただし、一枚の布を巻いて使うため、ベビーキャリアのように簡単に装着できるわけではありません。外出先などで簡単に装着するのは難しいため、サブとして使うのがおすすめです。

 

車移動がメインで、ちょっとだけ抱っこしたいなら「ヒップシート」

保育園への送迎は車なので長時間抱っこはしないなど、車移動がメインの人はヒップシートが向いています。ヒップシートは赤ちゃんを乗せる台座のみで使うこともできるため、ちょっとだけ抱っこしたいときにぴったりです。

例えば、家から車まで行くのに手で抱っこするのは辛いけれど、抱っこ紐を装着するほどでもないといった状況です。ヒップシートなら、台座部分だけをサッと腰に巻いて赤ちゃんを乗せられます。

ただ、ちょっとした移動に使いたいシーンには向いているものの、台座部分がかさばるので、荷物をコンパクトにまとめたいベビーカー移動がメインの人には適していません。

コンパクトに持ち歩きたいという人は、抱き降ろしもしやすいベビーキャリアもおすすめです。体の前側にバックルがあるタイプなら後ろのバックルを外す必要がないので、赤ちゃんの抱き降ろしがスムーズです。

3.満足度の高い抱っこ紐と出会いたいなら、7つのポイントをチェックしよう

7つのポイントをチェックし

どの抱っこ紐が合っているのかは、使う人によって異なります。そのため「値段を重視したい」「デザインを重視する」など、何を基準にするかも人によってさまざまです。

とはいえ、ママやパパはもちろん、赤ちゃんにも嬉しい満足度の高い抱っこ紐を選ぶためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。実際に使い始めてから後悔しないよう、満足度の高い抱っこ紐を選ぶための7つのポイントをチェックしましょう。

ポイント1:使う人の体型に合っているか

抱っこ紐の人気ランキングを見てみると、海外ブランドの抱っこひもが上位に上がっているのを見たことがある人も多いでしょう。

ランキングを参考にしてみるのもいいですが、「人気があるから」「デザイン性が高いから」といった理由だけで選ぶと、使う人の体型にフィットせず使いにくいこともあります。

特に海外製の抱っこ紐は、体型の大きい海外の人向けに規格されている商品が多く、小柄な日本人が着用すると体にフィットしない商品もあります。

腰回りが体にフィットしていないと歩行しているときの振動で腰ベルトが緩み、肩だけで支えることになります。肩だけで支えると赤ちゃんの体重が腰に分散されなくなるため、肩への負担が増してしまいます。

さらに海外製の抱っこ紐は上半身部分も大きめなので、小柄なママは肩部分がフィットしない可能性もあります。すると赤ちゃんの体重がうまく分散されず、体に負担がかかりやすくなることも。

ママとパパが兼用するなら、ベルト回りの調整がしやすいものを選ぶと、使いやすさがグンとアップします。

ポイント2:赤ちゃんが快適に過ごせる

赤ちゃんが快適に過ごせるか

抱っこ紐で抱っこされた赤ちゃんが快適に過ごすためには、自然な体勢をキープできるかどうかが重要なポイントです。

赤ちゃんが快適に過ごせる体勢とは、膝がお尻より高いM字開脚と背中が自然なCカーブになっている状態です。この形は赤ちゃんがお腹にいた時と同じ自然な姿勢であり、赤ちゃんに安心と落ち着きを与えてくれます。

自然とまあるいCカーブの背中になるには、赤ちゃんが深く座れることが大切です。立体構造になったシートだと、赤ちゃんのお尻の形に合わせて覆うことができ、Cカーブが保たれやすくなります。

また赤ちゃんの膝がお尻よりも高くなるM字開脚をキープするためには、赤ちゃんの脚の開きに合わせたシート幅であることも大事。成長に合わせて股幅のサイズを調整できるタイプだと、M字開脚がキープしやすくなります。

M字開脚が保たれると股関節が正しい位置で安定するため、赤ちゃんの健全な股関節の発達にもつながります。

ポイント3:汗ムレ対策が考えられているか

汗ムレ対策

抱っこ紐は赤ちゃんと密着して抱っこできる点がメリットですが、一方で赤ちゃんもママ・パパも汗をかきやすくなります。

夏場は、ちょっとした移動に使用するだけでもお互い汗だくになり、冬場でも暖房が効きすぎた部屋で汗びっしょり…なんてことも。抱っこ紐を使うなら、一年中汗対策が必要です。

汗対策として最も有効なのは、通気性のいい素材の抱っこ紐を選ぶことです。さまざまな素材の中でも、メッシュ素材は通気性が抜群で抱っこ紐の中が蒸れにくいですよ。使う人の内側のベルト部分にも通気性に優れた素材を使用しているタイプなら、ママ・パパの汗対策にもなります。

いつでも清潔な抱っこ紐を使えるよう、自宅の洗濯機で洗えるタイプを選ぶのもポイントです。

ポイント4:着脱しやすいか

着脱しやすい

抱っこ紐の使いやすさは、着脱のしやすさに左右されます。

着用するのに手間がかかったり、スムーズに赤ちゃんを降せなかったりすると、使う度にちょっとしたストレスを感じてしまいます。着脱しやすい抱っこ紐を選ぶポイントは、後ろ部分と前部分の両方に留め具があるかどうかです。

後ろに留め具がある抱っこ紐は、寝ている赤ちゃんを起こさずに降ろしやすいことがメリットです。だからといって後ろにしか留め具がないと、着脱の際に首の後ろに手を回すのが大変ですし、抱っこをするときに赤ちゃんが暴れたら落としてしまいそうで不安になることも。

そんなとき、前側にも留め具があれば、赤ちゃんに片手を添えながら留め具を外せるので、安心・安全に抱き降ろしができます。さらに留め具が前にあると、コートを羽織っていたりリュックを背負っていたりしても抱き降ろしがしやすいですよ。

留め具が前にも後ろにもあると、状況に合わせて着脱できるので便利です。

ポイント5:使う人の腰や肩への負担が少ないか

使う人の腰や肩への負担が少ない

まだ体重が軽い新生児の頃は、抱っこをしていても負担に感じることは少ないかもしれません。しかし子どもが成長して体重が増加するにつれて、腰や肩への負担が大きいと感じるママ・パパが多くなります。

例えば2歳児の平均体重は男児で12.03kg、女児は11.39kgとされています。実際に身体への負担が大きくなったために抱っこ紐を使うのを止めた…というママ・パパもいるほどです。

抱っこ紐を長い期間使用するためには、腰や肩ベルトのクッション性を確かめましょう。

腰や肩部分にクッション性があるだけで、負担は少なくなります。腰ベルトでしっかりホールドしてくれるか、肩クッションに厚みがあり肩をしっかりサポートしてくれるか、という点にも注目してみましょう。

ポイント6:持ち運びしやすいか

持ち運びしやすい

ベビーカーでの移動が多いなら、持ち運びしやすいかどうかもポイントです。

先述した通り、腰や肩ベルトの部分にクッションがあると身体への負担を少なくできるものの、クッションが厚すぎるとコンパクトにまとめられません。かさばるため、持ち運びしづらくなってしまいます。

装着している間は気にならなくても、抱っこ紐が必要なくなり持ち運ぼうとしたら「ベビーカーの収納スペースに入らない」「何とか入ったものの、他の荷物を入れられない」と困る人も多いものです。

ベビーカーが中心の場合でも、外出中に子どもが寝ぐずりしたときなど、抱っこ紐があると便利なシーンはたくさんあります。持ち運びをするときのことも考慮して、腰や肩部分にクッション性がありながら、コンパクト設計の抱っこ紐を選ぶのがおすすめです。

持ち運びしやすい抱っこ紐なら、子どもが歩けるようになってからも、いざというときのために持ち歩きやすいので便利です。

ポイント7:安全性が高いか

ベビーカーやチャイルドシートに安全基準が設けられているように、抱っこ紐にも安全基準が設けられています。抱っこ紐で採用されているのは「SG基準」という基準で、認証された商品には「SGマーク」が付けられています。

SG基準は命や身体に危害を与える恐れのある製品について、安全に使用できるかどうかをチェックする基準です。そのためSGマークを取得している抱っこ紐は、安全性が担保されている証となります。

SGマークを取得している抱っこ紐を使っているにもかかわらず、万が一その製品に欠陥があったことで人損事故が発生した場合は、最高で1億円の賠償保障を受けられることもあります。安全性が高いという理由から、抱っこ紐を購入する際にSGマークの有無を参考にするママやパパも多くいます。

ただし、SGマークが付いているからといって、どのような使い方をしてもいいわけではありません。誤った使い方をすれば危険なこともあります。抱っこ紐の使い方は事前にメーカーのHPなどで確認して、しっかり練習しておくことが大切です。

4.職人がつくる日本製抱っこ紐「HUGLM(ハグルム)」で親子のかけがえのない時間を過ごそう

職人がつくる日本製抱っこ紐

どの抱っこ紐にしようか迷ったら、人気の抱っこ紐を選ぶ方法もあります。しかし、抱っこ紐は毎日使うものなので、自分にとって使いやすいものを選びたいですよね。だからこそ、日本人の体格に合った抱っこ紐を選びましょう。

そこでおすすめなのが、「親子のかけがえのない時間を大切にする」ベビーブランド「HUGLM(ハグルム)」の日本製抱っこ紐です。ママパパ・赤ちゃんに寄り添ったものづくりをしている、創業75年の子ども用品メーカーが手掛けました。

対面抱き・前向き抱き・おんぶができる多機能型のベビーキャリアで、新生児から48ヶ月の幼児期まで長く使えます。安全ベルト付きで、厳しいSGマーク基準もクリアしている点もポイントです。

「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐は、赤ちゃん基準の優しい設計も魅力です。

独自に開発したおしりポケットは、深く立体的な形状で背中からおしりにかけて伸縮性のあるニット素材を採用することで、赤ちゃんの背中を優しく包み込みCカーブの姿勢をキープします。通気性のいいメッシュ素材採用で、赤ちゃんにもママパパも快適です。

立体的なおしりポケット

さらに前部分に留め具があるため着脱しやすい上に、コンパクト設計だから邪魔にならずにベビーカーとの併用も可能です。おしゃれを邪魔しないデザイン性も魅力で、使わないときはベストのように着けっぱなしにしても違和感がありません。

着けっぱなしにしても違和感がない

「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐は、インターネットまたは店頭で取り扱い中です。

ショールームは全国に9店舗展開しており、知識が豊富なスタッフによるサポートのもと、実際に試着をしながら抱っこ紐選びができます。気になることを相談しながら選べるので安心です。

店舗が近くにない場合や、産後に赤ちゃんと試しながら抱っこ紐を選びたいプレママ・プレパパ向けに、レンタルサービスも実施しています。オンラインでも随時相談を受け付けているため、自分に合った抱っこ紐を選びたい人は、お気軽にご相談ください。

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