赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がる理由とその対策!抱っこ紐の正しい使い方も解説

赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がる理由とその対策!抱っこ紐の正しい使い方も解説

抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこすると「赤ちゃんが泣いて嫌がるので困る…」と、悩んでいるママやパパは少なくありません。そこで気になるのが「なぜ赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がるのか」ではないでしょうか。

この記事では、抱っこ紐を泣いて嫌がる赤ちゃんに困っているママ・パパに向けて、赤ちゃんが抱っこ紐をしていて泣く理由や対策を解説します。また、赤ちゃんもママ・パパも快適に抱っこができる、抱っこ紐の正しい使い方も紹介。

便利な抱っこ紐を上手に使いこなせるよう、ぜひチェックしてみてください。


 <目次>

 

1.赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がる・泣く理由は?対策も合わせて紹介

赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がる理由は、抱っこ紐での抱っこが不快だったり違和感があったりとさまざまです。

赤ちゃんの月齢によって、泣く原因が異なることも。しかし赤ちゃんがどうして抱っこ紐を嫌がるのか、その理由と対策を知っておけば、ギャン泣きして困ることも減るかもしれません。

早速、その理由を見ていきましょう。

 

暑さによる汗ムレで不快だから

抱っこをすると赤ちゃんとママ・パパとの密着度が高くなるため、体温が高い赤ちゃんは暑さを感じやすくなります。冬などの寒い時期でも、暖房が効き過ぎた室内では暑さを感じやすく、不快に感じて泣き出す赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは、体温調節の機能がまだ発達していません。熱が体にこもりやすいため、大人よりも暑さを感じやすいのです。特に夏など気温が高く、湿気が多い時期に抱っこを嫌がるケースが多いでしょう。

 

【対策】蒸れにくく熱を逃しやすい素材の抱っこ紐を使う

暑さや汗ムレが原因で赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がる場合は、抱っこ紐の素材を見直してみるのも1つの方法です。

おすすめは、蒸れにくくて熱を逃しやすい通気性のよいメッシュ素材。メッシュ素材なら抱っこ紐に熱がこもりにくいので、不快さが軽減されます。

通気性のよい抱っこ紐を選ぶだけでなく、夏場は保冷材や冷感タオルといったひんやりグッズも併せて使うとより効果的です。

抱っこ紐の夏の暑さ対策については、こちらの記事で詳細が確認できます。

 

【関連記事】夏の暑さ対策はメッシュ素材の抱っこ紐がおすすめ!保冷剤&ひんやりグッズ併用で赤ちゃんも快適

 

体が大きくなって抱っこ紐が窮屈に感じるから

成長するにつれて赤ちゃんの体も大きくなり、抱っこ紐を使うと窮屈に感じるようになったため嫌がっている可能性もあります。肩紐やベルトの長さをその都度調整せずに使うと、抱っこ紐と成長した赤ちゃんのサイズが合わず、窮屈に感じて反り返って嫌がるケースも。

赤ちゃんの成長は早いもの。赤ちゃんは抱っこ紐を使うと手足を自由に動かせなかったり、体が締め付けられているような感覚になっていたりするのかもしれません。

 

【対策】抱っこ紐のベルト調整をこまめに行う

赤ちゃんが窮屈に感じないよう、抱っこ紐のベルト調整はこまめに行いましょう。ただし抱っこ紐は、使い続けているうちにベルトが緩んでくることもあります。

ベルトが緩むと赤ちゃんの体勢が不安定になり、抱っこ紐を嫌がるケースも。そのため、抱っこ紐はベルト調整がしやすかったり、お尻回りのサイズを変更しやすかったりするタイプを選ぶのもおすすめです。

また、赤ちゃんが落下しないか心配で抱っこ紐のベルトをきつめに締めてしまうことも要因となります。ベルト調整をした後は、締め付けすぎていないかも確認しましょう。

 

心地よい姿勢がキープできず快適に過ごせないから

正しい方法で抱っこ紐を使えておらず、赤ちゃんが心地よい姿勢をキープできないために嫌がるケースも…。

体に負担がかかりやすい姿勢や不安定な姿勢になっていても、抱っこ紐で包まれていると赤ちゃんは自分で姿勢を変えることができません。すると赤ちゃんは不安になり、抱っこを嫌がったり泣いたりします。

また、ママやパパが抱っこや抱っこ紐に慣れておらず抱き方が悪い場合も、赤ちゃんが快適に過ごせず気持ちが悪くて嫌がる要因となります。ママやパパは抱っこ紐を快適に使えていても、赤ちゃんにとっては心地よい姿勢ではないかもしれません。

 

【対策】赤ちゃんの快適な姿勢をキープしてあげる

抱っこ紐を使うときに、赤ちゃんが快適な姿勢をキープできるように意識してあげましょう。

赤ちゃんが快適に過ごせるのは、背中は丸くCカーブに、脚はM字開脚になる姿勢です。背中がCカーブになる姿勢は、ママのお腹の中にいるときの体勢と同じなので赤ちゃんが安心できます。

またM字開脚は、赤ちゃんが自由に脚を動かせる姿勢です。抱っこ紐を着用したら、赤ちゃんの足がだらんと伸びていないか、両膝と股関節が曲がったM字開脚になっているかをチェックしましょう。

 

使う人によって抱っこ紐の抱っこに違和感がある

同じ抱っこ紐を使っても、抱っこをする人によって感覚が違うため嫌がることも。

例えば、いつもはママが抱っこをしているのに、時々パパが抱っこ紐で抱っこをすると泣いてしまうといったケースです。抱っこの仕方や体勢だけでなく、ママが普段使っている抱っこ紐が、パパに合っていないことも原因の一つといえます。

 

【対策】ママとパパが兼用しやすい抱っこ紐を選ぶ

ママが小柄だったりパパと体格差があったりする場合、ベルト調整が簡単にできるなど、ママとパパが兼用しやすいタイプを選ぶことが重要です。ベルト調整がしやすいと、誰が使っても抱っこ紐を体にフィットさせられるので、赤ちゃんの体勢も安定します。

また細身ママとがっちり体型のパパが兼用する場合は、腰ベルトや肩ベルトの可動域が広いタイプを選ぶと良いでしょう。

抱っこ紐には、ウエストの最小値と最大値が設定されています。日本製の抱っこ紐の方がウエスト最小値が小さいため、細身ママは日本製の抱っこ紐を選んだ方が使いやすいといえます。

2.抱っこ紐の正しい使い方、チェックポイントを紹介

毎日抱っこ紐を使っている方でも、実は正しい位置で使えていなかったというケースがあります。抱っこ紐を正しい位置で使うと赤ちゃんが快適に過ごせるため、泣いて嫌がることがなくなるかもしれません。

また抱っこ紐が正しい位置にあると、赤ちゃんを抱っこするママやパパの体への負担もかかりづらくなります。ここからは、抱っこ紐を装着するときにチェックすべきポイントを解説します。

 

赤ちゃんが正しい姿勢になっているか

先述のとおり、赤ちゃんは脚がM字開脚、背中はCの字のように丸くなっているのが正しい姿勢です。

この姿勢をキープすると赤ちゃんの体に負担がかかりづらいだけでなく、長時間抱っこされていても赤ちゃんが快適に過ごせます。赤ちゃんの背中をCの字のように丸くするコツは、抱っこ紐を赤ちゃんのお尻に沿わせるような位置に調整することです。

抱っこ紐を装着する際、ママ・パパの手を赤ちゃんのお尻部分に入れて、おしりを抱っこひもに沿わせると、背中がまあるくなりやすいでしょう。抱っこ紐の素材もポイントで、背中部分に伸縮性のある生地を使った抱っこ紐を選ぶと、赤ちゃんの背中が自然と丸くなりやすいですよ。

 

赤ちゃんを高い位置で抱っこできているか

抱っこをしたときの赤ちゃんの位置もポイントです。ママやパパが赤ちゃんの額にキスができるくらいの高さになるのが理想です。

赤ちゃんのお尻は、抱っこをするママやパパのおへそより少し下くらいを目安にします。もし赤ちゃんの位置が低いと感じたら、赤ちゃんのお尻を高い位置で支えながら、肩ベルトのストラップを引いて調整しましょう。

背中バックルは、「肩甲骨あたり」が目安です。背中バックルの位置が低すぎると、肩ベルトがすり落ちやすくなり、体全体で赤ちゃんを支えられなくなります。するとママやパパの体に負担がかかるうえ、抱っこ紐で抱っこされている赤ちゃんも不安定になります。

特に小柄なママやなで肩の方は肩ベルトがずり落ちやすいので、背中バックルの位置を意識してみましょう。

 

赤ちゃんの顔が左右どちらかに向いているか

首がすわった赤ちゃんは、抱っこされている間も自分の意思で首を動かせますが、それまでは自分で首を動かすことができません。そのため、赤ちゃんがしっかり呼吸できるよう、首は左右どちらかに向かせておく必要があります。

また、赤ちゃんの首がすわる前は頭が後ろに倒れてしまわないように、首と頭をしっかりサポートする必要があります。赤ちゃんの頭を支えるヘッドサポートは、赤ちゃんの耳半分くらいの高さにくるようにしましょう。

装着後は、赤ちゃんの呼吸が確保できているのかを確かめることも大切です。

 

腰ベルトはウエストで締めているか

抱っこ紐を装着する際の正しい腰ベルトの位置は、お腹のくびれがあるウエストです。

骨盤の位置で締めてしまうと、抱っこをしているうちに赤ちゃんの体重で抱っこ紐が下がってしまい、赤ちゃんの位置が不安定になって嫌がります。

さらに、腰ベルトの位置を間違えると、抱っこ紐を使っているママやパパの体にも負担がかかるため注意が必要です。猫背や反り腰になり、肩こりや腰痛を引き起こしてしまうことも…。抱っこ紐を使っている時間が長くなるほど負担が大きくなります。

赤ちゃんも抱っこ紐を使う人も快適に過ごせるよう、腰ベルトの位置にも注意しましょう。

 

3.使えば納得!悩みを解決できる抱っこ紐なら「HUGLM(ハグルム)」がおすすめ

抱っこ紐を使うと赤ちゃんが嫌がるのは、「暑いから」「窮屈だから」などさまざまな理由があり、それにより対策方法が異なります。

また赤ちゃんはもちろん、ママとパパが快適に過ごすには、抱っこ紐を正しく装着していることも大切。正しい位置で装着できているかどうかを再確認してみましょう。

ベビーブランド「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐は背中部分にメッシュ素材を採用しており、通気性がよいため赤ちゃんもママ・パパも快適に使用できます。家庭用洗濯機での洗濯も可能なので、清潔に使えますよ。

おしりポケット・背中のニットパーツで赤ちゃんの姿勢を居心地のよいCカーブ状態に保ち、快適な姿勢をキープします。

ベルトの調整幅も広く、赤ちゃんの成長に合わせて長さを調整しやすいので、ゆったり快適に使用できるのもポイントです。体格差のある夫婦が兼用する場合も、お互いの体型に合わせて使用できて安心です。

 

「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐は、インターネットまたは店頭で取り扱っています。

ショールームは全国に9店舗展開しており、抱っこ紐全色が揃っていて試着をすることができます。経験と知識が豊富なスタッフと一緒に赤ちゃん人形を使った抱っこの体験もでき、抱っこのイメージがしやすいと出産前のママ・パパにも好評です。

「店舗が近くにない」「産後に赤ちゃんと試してから抱っこ紐を選びたい」というママ・パパに向けて、レンタルサービスも実施しています。オンラインでも随時相談を受け付けているので、何か気になる点があれば気軽に問い合わせてみましょう。

ハグルムの抱っこ紐で、赤ちゃんとの大切なスキンシップの時間を快適に過ごしましょう。

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