赤ちゃんとの自転車デビュー、抱っこは交通違反?抱っこ紐で乗る前に押さえるべき注意点

赤ちゃんとの自転車デビュー、抱っこは交通違反?抱っこ紐で乗る前に押さえるべき注意点

保育園の送迎や買い物など、日常的に赤ちゃんと自転車に乗りたいと考えているママやパパも多いのではないでしょうか。しかし街でよく見かける、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしながら自転車に乗るのは交通違反です。

交通違反をすると罰金や科料が課せられるだけでなく、重大な事故につながる可能性もあります。抱っこ紐を使用しながらの自転車のルールは、都道府県によって異なるものの、基本的に「抱っこ紐でおんぶ」なら問題ありません。

この記事では赤ちゃんとの自転車デビューを考えているママやパパ向けに、自転車にお子さんを同乗させる際のルールと使いやすい抱っこ紐の選び方を紹介します。


 <目次>

 

1.「おんぶ」はOK!赤ちゃんと自転車に乗る際の「抱っこ」は交通違反

抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして、自転車に乗せているママやパパを街でよく見かけるかもしれません。しかし、この行為は交通違反になります。

1歳未満の赤ちゃんは自転車用幼児用座席が使えないことに加え、他に適切な移動手段がないなどの理由で、やむを得ず抱っこして自転車に同乗させているケースもあるでしょう。しかしどんなケースであれ、抱っこ紐の抱っこは法律で禁じられています。

道路交通法における自転車の乗車人員は、各都道府県の公安委員会が規定しています。それによると、子どもを同乗させる場合、多くの都道府県で「幼児用座席を使用する」または「おんぶしなければならない」と定められています。

要するに、抱っこ紐を使って自転車走行する際は「おんぶ」が基本なのです。

 

おんぶで同乗してもいいケースとは?

赤ちゃんを自転車に乗せる際は、「おんぶ」であれば同乗させることが可能です。

子ども1人と同乗:幼児1人を座席の前か後ろに乗せる、もしくはおんぶ

子ども2人と同乗:幼児2人をそれぞれ座席の前後に乗せる、もしくは幼児1人を座席の前か後ろに乗せて、もう1人はおんぶ

ちなみに子ども2人を乗せる際は、基準を満たした幼児2人同乗用自転車なら保護者を含めて3人乗りで運転できます。ただし、子ども2人を自転車に乗せた状態で、保護者がもう1人をおんぶして運転できません。

おんぶで同乗できるのは「4歳未満の幼児」で、運転者は「16歳以上」に限ります。自転車によっては、子どもをおんぶして乗車することを禁止しているものもあるので必ず確認しておきましょう。交通違反になった場合、2万円以上の罰金や科料が科せられてしまいます。

 交通違反であるだけではなく、抱っこによる自転車走行は非常に危険です。その理由を具体的に見ていきましょう。

2.自転車で抱っこが危険な理由

子どもを抱っこした状態での同乗が危険である理由は、いくつか挙げられます。

・抱っこすると子どもの頭が前にあり、運転者の足元の視界が妨げられしまう

・運転手の腕やハンドルが抱っこをしている子どもに干渉し、ハンドル操作がしにくくなる

・抱っこ紐の装着が緩いと、バランスを崩した際に隙間から子どもが転落してしまう

・幼児用座席にもう1人子どもを乗せると自転車が重くなり、漕ぎ出し時やスピードを落とした際に車体のバランスが崩れて転倒しやすい

万が一自転車が転倒すると、運転手はとっさに抱っこした子どもをかばうことが難しく、抱っこされた子どもの頭部が路面に打ち付けられ、重篤なけがを負う恐れがあります。

おんぶだから100%安心ということはありませんが、おんぶは抱っこよりも事故リスクが低くなります。子どもを乗せて自転車を運転する際は路面状況や周囲の状況を確認し、安全に運転するよう心掛けることが大切です。

 

自転車の抱っこで発生する事故も多発!

実際に子どもを抱っこした状態での自転車運転で、事故が多発しています。国民生活センターによると、2017年以降の約6年間に32件の事例が寄せられているとのことです。

具体的には、自転車が風にあおられて転倒した際に7ヶ月の子どもが頭を打ち頭蓋骨を骨折したケースや、保護者が抱っこ紐で子どもを抱っこして自転車を運転中、子どもが抱っこ紐から転落したケースなどです。

主に頭部へのケガが多く、とっさの事故が起きた場合、子どもの安全を確保することは困難といえます。

抱っこに限らずおんぶで自転車に乗せる場合も、ヘルメットが着用できないため100%安全とは言えません。子どもを同乗させた場合の運転には、十分注意することが求められます。

 

3.子どもと安心安全に!自転車ルールまとめ

自転車は手軽に乗れるからこそ、ルールをしっかりと押さえて安心安全な運転を心がけることが大切です。安全に乗るための自転車ルールをまとめて紹介します。

 

自転車に乗る人全員、ヘルメット着用が努力義務に

2023年4月1日から、年齢を問わず自転車に乗るすべての人にヘルメットの着用が努力義務となりました。保護者が運転する自転車に子どもを同乗させるケースでも、ヘルメットの着用が必須となります。

ただし一般的に、販売されている子ども用自転車ヘルメットの頭位は44~45cmほど。生後12ヶ月の赤ちゃんの平均頭位が約45cmであることから、自転車用ヘルメットを着用できるのは1歳前後です。

子ども用の自転車ヘルメットはしっかりと頭部を守れるよう、ジャストサイズを選びましょう。万が一の事故に備えて、幼児用座席のシートベルトもきちんと装着してください。

 

歩道はNG!自転車は車道の左側を走行する

道路交通法では自転車は軽車両にあたり、車道と歩行の区別があるところを走行する場合、車道通行が原則となります。

具体的には、車道の左側に沿って走行することが求められ、逆走は交通違反。歩道は歩行者優先です。自転車で歩道を通行できる場合は、車道寄りを徐行します。ただし、13歳未満の子どもと70歳以上の高齢者、身体の不自由な方は歩道を通行可能です。

自転車を運転しながら通過するのが危険なときは、いったん自転車を降りて通行しましょう。自転車を走行中に歩行者の通行を妨げる恐れがあるときは、必ず一時停止しなければなりません。

 

雨の日はレインコート着用!傘さしの片手運転は禁止

雨の日に見かける、傘さし運転もNGです。傘さし運転は片手がふさがれるだけでなく、視界が遮られたり風雨で傘があおられたりして、転倒の原因となってしまいます。

雨の日は路面も滑りやすくなっているため、ハンドル操作を誤ることも。必ずレインコートを着用し、周囲の状況に注意しながら運転しましょう。

傘をさすだけでなく、スマートフォンや携帯などを使用しながらの運転も道路交通法で禁止されています。イヤホンを使用して、周囲の音がわからない状況での運転も禁止です。気を付けましょう。

 

自転車保険は原則、加入しよう

近年、自転車損害賠償保険等(以下、自転車保険)への加入を義務付ける自治体が増えており、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府をはじめとする、約30都道府県で義務化しています。

自転車の運転は自分たちが事故の被害に遭うだけでなく、加害者になる可能性もあります。自転車事故による高額な賠償請求される事例も多くあり、もし保険に未加入だと経済的、精神的に大きな負担になるかもしれません。

自身の負担軽減と被害者保護のため、保険加入を義務付けていない自治体に住んでいても、日常的に自転車に乗るのであれば保険に加入しておきましょう。

4.赤ちゃんといつから自転車デビューできる?

赤ちゃんを自転車に乗せられる時期は、「おんぶができるようになってから」です。首すわり前のおんぶは、赤ちゃんの首に大きな負担がかかるので絶対に止めましょう。赤ちゃんの首すわりは、個人差はありますが生後6ヶ月ごろが目安となります。

首がすわったとしても、おんぶして自転車に乗っている間に赤ちゃんが寝てしまうと首が不安定になり、後ろに傾きやすくなります。首まわりをしっかりサポートできる抱っこ紐があれば、安定して支えられて安心です。

 

5.自転車デビューに向けて、おんぶがしやすい抱っこ紐を選ぼう!

国民生活センターの調査によると、子どもをおんぶではなく抱っこで自転車に同乗させていた理由として、「おんぶすることが難しいから」という回答が最多でした。抱っこ紐を選ぶ際は、「おんぶができるか」以上に「おんぶがしやすいか」も確認しておきましょう。

 

簡単におんぶできるか

抱っこ紐は実際に使ってみないと、簡単に装着できるのかわかりにくいだけでなく、商品によっては1人で装着するのが難しいものもあります。実際の使用感をイメージするために、抱っこ紐メーカーの装着説明動画を参考にしましょう。

またおんぶに慣れないうちは、ソファーや椅子を使って練習するのがおすすめです。立ち上がった状態ではなく、膝立ちで練習すると安全に行えます。

最初はママとパパどちらかが手伝って、赤ちゃんを支えながら練習します。2人でおんぶするのに慣れてきたら、どちらかが見守りながら1人でおんぶしてみましょう。

 

自分の体型にしっかりフィットしているか

海外製の抱っこ紐は、体格の大きい方向けにつくられているため、小柄な日本人が着用すると体に合わないケースがあります。

フィット感がない抱っこ紐は、使っているうちに振動でベルトが緩んでしまうことも。ベルトが緩むと、自転車でおんぶしているときに隙間が生まれて赤ちゃんが不安定になるリスクがあります。

特に小柄なママは、日本人の体型に合わせて製造している国内ブランドの抱っこ紐から選ぶのがポイント。体にしっかりフィットした抱っこ紐が見つかります。

赤ちゃんが快適な姿勢をキープできるか

赤ちゃんが快適な姿勢をキープできる抱っこ紐を使うと、突然動いたりのけぞったりするリスクが減り、自転車を運転しているママやパパも安心です。

正しい姿勢は、赤ちゃんの脚がまっすぐにならず、両ひざと股関節が十分曲がったM字型になった状態です。

抱っこ紐のシート幅を調整できるシートアジャスター付きのものを選ぶと、自然な形を保ちやすくなり、赤ちゃんの股関節への負担軽減につながります。

また、赤ちゃんの背中はCカーブを描いており、このカーブを維持できる抱っこ紐を選ぶのもポイント。

おしりを深く包み込むシートなら、背中からおしりにかけて自然な姿勢が保たれ、赤ちゃんが疲れにくくなります。背中部分に伸縮性のある素材を使っていると、より背中が丸くキープされやすいでしょう。

 

赤ちゃんの頭や首周りをしっかりサポートしてくれるか

抱っこ紐を使っておんぶする場合は、ヘッドサポートやネックサポートが標準設計されている抱っこ紐を選ぶのがおすすめです。

首がすわったとしても、低月齢の赤ちゃんの頭は不安定になりがち。サポート機能がないと、赤ちゃんの頭が後ろに倒れやすくなります。

特におんぶして自転車に乗っていると、途中で赤ちゃんが寝てしまうことがあります。サポート機能がある抱っこ紐なら、赤ちゃんの首をしっかり支えられるので、万が一寝てしまっても安心です。

 

SGマーク付きで安全性が高いか

日本では一般財団法人製品安全協会が定める「SG基準」があり、抱っこ紐にもこの基準が設けられています。

認証された商品には「SGマーク」がつけられ、安全性が高いことを意味しています。SGマーク認証の抱っこ紐を使用して万が一、その製品に欠陥があったことで人損事故が起こったら、最高で1億円の賠償保険を受けられることもあります。

ただし誤った使い方をすれば、事故につながる可能性も。正しい使い方に気をつけて、抱っこ紐を活用してくださいね。

6.おんぶのしやすい抱っこ紐「HUGLM(ハグルム)」で赤ちゃんとの自転車ライフを楽しもう

赤ちゃんを抱っこして自転車に同乗させるのは交通違反になるだけでなく、事故の危険性も高まります。おんぶしていれば赤ちゃんでも同乗できるので、自転車デビューにはおんぶしやすい抱っこ紐が必要です。

簡単におんぶできるお探しのママ・パパにおすすめなのが、ベビーブランド「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐。家事や寝かしつけなど日常的にも使いこなせて育児の強い味方になります!

赤ちゃんの自然な姿勢である、M字開脚やCカーブを無理なく保てるよう設計。

立体的に作ったお尻ポケットで赤ちゃんのおしりをしっかり支えて姿勢を安定させ、背中部分のニットパーツが優しく赤ちゃんの体を包みこみ、背中が自然と丸くなるCカーブを保ってくれます。

国内でデザイン・製造されており、日本人の体型にもぴったりフィット。赤ちゃんの頭と首回りをサポートする機能付きで、おんぶ中に頭が後ろに傾く心配もありません。もちろん「安全な製品」である証明のSGマーク付きです。

「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐は、店頭又はネットにて販売しています。

ショールームを全国に9店舗展開しており、実際に試着しながら抱っこ紐を選べます。経験、知識豊富なスタッフが丁寧にサポートしてくれるので、抱っこ紐選びが初めてのママやパパも安心です。

店舗が近くにない方や、産後に赤ちゃんと試して抱っこ紐を選びたいママやパパ向けにレンタルサービスもあります。オンラインでは抱っこ紐に関する相談を随時受け付けており、製品の特徴や選び方のポイントなどをアドバイスしています。

「HUGLM(ハグルム)」では、かけがえのない親子の時間を楽しめるよう、パパやママ、赤ちゃんが快適に過ごせる製品を作り続けています。ママやパパが赤ちゃんと一緒に安全・快適に自転車デビューできる「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐をぜひお試しくださいね。

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