赤ちゃんを寝かしつけしやすい抱っこ紐とは?選び方や寝かしつけのコツも解説!
パートナーが仕事で帰宅が遅かったり単身赴任中だったり、育児は基本的に1人でこなさなければならないママも多いのではないでしょうか。家事と育児を同時進行で行っていると、時間も体力も使います。
ワンオペ育児で特に大変なのが「寝かしつけ」です。立ちっぱなしで抱っこをしてもなかなか寝ない、寝たと思って布団に降ろすと起きてしまうなど、寝かしつけに関する悩みはさまざまです。
ある調査によると、赤ちゃんの寝かしつけに時間がかかると悩んでいる人が約6割もいることが分かっています。
寝かしつけは夜間に限ったことではありません。生活リズムを整えるためにお昼寝をさせたい、家事を終わらせてしまいたいなど、日中でも寝てもらいたいシーンは多いものです。
そんな寝かしつけにかかる時間が短縮できると、ママやパパの休憩時間の確保に役立ちます。効率アップのために家事もこなしながら寝かしつけをするには、抱っこ紐を使うのがおすすめです。抱っこ紐を使うと、育児がグンと楽になります。
とはいえ、抱っこ紐にはいくつか種類があり、寝かしつけに向いている抱っこ紐があります。この記事では、抱っこ紐の選び方や寝かしつけのコツをお伝えします。
<目次>
- 1.赤ちゃんって1日どのくらい眠るの?
- 2.寝かしつけには抱っこ紐が便利!
- 3.寝かしつけしやすい抱っこ紐を選ぼう!選び方を紹介
- 4.まるで魔法?赤ちゃんの寝かしつけのコツを伝授!
- 5.「HUGLM(ハグルム)」は寝かしつけしやすい抱っこ紐!
1.赤ちゃんって1日どのくらい眠るの?
そもそも赤ちゃんは1日にどのくらい眠るのでしょうか。赤ちゃんの一般的な睡眠時間を以下の表にまとめてみました。
<赤ちゃんの睡眠時間の目安>
月齢 |
睡眠時間 |
0ヶ月~1ヶ月 |
16時間~18時間 |
1ヶ月~3ヶ月 |
14時間~15時間 |
3ヶ月~6ヶ月 |
13時間~14時間 |
6ヶ月~12ヶ月 |
11時間~13時間 |
1歳~3歳 |
11時間~12時間 |
生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)は、昼夜問わず3時間~4時間おきに授乳しなければならず、基本的にはそのタイミングで目を覚まします。全体の睡眠時間はとても多いものの、1回の睡眠時間は短い傾向にあります。
生後3ヶ月ごろになると午前と午後に2回ずつ、それぞれ3時間~5時間程度の昼寝をするのが一般的です。夜はまとまって眠ってくれるようになるので、ママやパパも睡眠時間を確保しやすくなるでしょう。
生後4ヶ月ごろになると昼と夜の区別がつくようになり、生後6ヶ月を過ぎてくればある程度生活リズムが整い始めます。8ヶ月くらいになると、ママやパパと同じような睡眠のサイクルになる赤ちゃんもいます。
ただし、赤ちゃんによっては5ヶ月ごろから夜泣きが始まることも……。いつまで夜泣きが続くのかは赤ちゃんによってさまざまです。
赤ちゃんが寝てくれない!!その理由とは?
赤ちゃんは一定の周期で眠くなり、抱っこやおんぶをしていれば自然に寝てくれるものと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際に寝かしつけをしていて「なかなか寝てくれない」「寝かしつけに時間がかかる」など悩むママやパパはたくさんいます。長時間かかってやっと寝てくれたのに、あっという間に目を覚まし、またイチからやり直しとなるケースも。
そのため赤ちゃんの寝かしつけで、疲弊するママやパパは少なくありません。赤ちゃんが寝ない理由は月齢ごとに異なり、さまざまな原因が考えられます。
例えば、新生児の場合はミルクの量が足りない、オムツが汚れている、ゲップが出ない、便秘がちで苦しい、部屋の温度が不快、室内が明るくて眠れないなどです。
生後2ヶ月くらいになると視力が発達し、昼間に受けた刺激により興奮して眠れなくなることもあります。
生後3ヶ月以降は、昼寝の時間が長くて夜眠れない、朝起きる時間が遅くて生活リズムが乱れているなどが原因です。光やちょっとした物音に不安を感じて、なかなか眠れない子もいます。
また、寝る前にテレビやスマートフォンの画面を見て、興奮して眠れなくなることもあるので気を付けましょう。
寝かしつけをする際は、赤ちゃんが寝やすい環境を整えておくことが大切です。室温や湿度、部屋の明るさなどを工夫してみてください。できるだけ規則正しい生活をして、生活リズムを整えてあげることもポイントです。
2.寝かしつけには抱っこ紐が便利!
インターネットで寝かしつけについて調べてみると、抱っこ紐を使って寝かしつけるのは良くない、やめたほうがいいといった口コミがあります。
抱っこ紐を使った寝かしつけが良くないといわれる理由は、抱っこ紐を使っていると抱き癖がつくから、他の方法で寝なくなるから、などが挙げられます。
そのような口コミを見ると「抱っこ紐は使わないほうがいいのではないか」と不安になるかもしれません。
しかし、赤ちゃんが抱っこをすると寝やすくなるのには理由があります。抱っこをしてあげると、お互いの身体が密着することで赤ちゃんはママやパパのニオイや心音を感じ取れてホッとするからです。
抱っこする側のママやパパも、赤ちゃんと濃密に触れ合うことで、「オキシトシン」という愛情ホルモンが分泌されます。オキシトシンは赤ちゃんにも影響するため、赤ちゃんは自分が愛されていると安心して、信頼関係を育むこともできます。
とはいえ、1日に何回も抱っこで寝かしつけをするのは大変です。月齢が進むにつれて体重も増加するため、毎日続けていると腰や肩などママやパパの身体的な負担になる可能性もあります。
そこで赤ちゃんを楽に抱っこしていられる、抱っこ紐を使えば身体的な負担を減らすことができます。
3.寝かしつけしやすい抱っこ紐を選ぼう!選び方を紹介
毎日の寝かしつけ時には、抱っこ紐を使うのがおすすめです。
ただし、抱っこ紐ならどれでもいいというわけではありません。抱っこ紐にはさまざまな種類があり、寝かしつけには向いていないタイプもあるからです。抱っこ紐を使おうと考えている場合は、寝かしつけしやすい抱っこ紐を選ぶことが大切です。
寝かしつけしやすい抱っこ紐を選ぶ際は、赤ちゃんの姿勢やママ・パパの身体への負担・機能性に注目してみましょう。
赤ちゃんの快適な姿勢「Cカーブ」がキープできる
赤ちゃんは生まれる前、ママのお腹の中で背中を丸く保った姿勢「Cカーブ」の状態でいました。生まれた後もCカーブの状態でいると落ち着き、安心して眠れます。そのため、まずは抱っこ紐で寝かしつけをする場合は、赤ちゃんがCカーブをキープできるかどうかチェックしましょう。
Cカーブをキープできるかは、シートが赤ちゃんのおしりをすっぽり包み込むような深い設計であることがポイントです。
反対に浅い設計の抱っこ紐を選ぶと、赤ちゃんの姿勢が安定しづらくなります。身体が反った状態になってしまうこともあるため、注意しなければなりません。
寝かしつけでも使う抱っこ紐は、形状だけでなく使われている素材も重要です。
背中部分も丸く包み込んでくれるような素材だと、よりCカーブがキープしやすくなります。例えば、背中の部分だけ伸縮性のあるニット素材を採用しているものなどがおすすめです。
また寝かしつけた後も赤ちゃんを起こさずに、布団に降ろすことができるタイプかも選ぶ際にチェックしましょう。
留め具が前側だけではなく、背中側にあるタイプだと、赤ちゃんを刺激することなくそっと布団に降ろせるので、寝かしつけ時の使い勝手がグンとアップします。
腰や肩ベルトにクッションがあり、ママ・パパの身体の負担が少ない
まだ体重が軽いとはいえ、なかなか寝ない赤ちゃんを長時間にわたり抱っこやおんぶをし続けるのは大変です。抱っこ紐を装着しているママやパパの腰や肩にも負担がかかり、腰痛や肩こりを引き起こす可能性があります。
新生児のころは長時間の抱っこやおんぶが気にならなくても、成長して子どもの体重が増えるにつれて負担が大きくなります。夜だけでなく、昼寝を含めて1日に何度も抱っこ紐で寝かしつけをするのが辛くなってしまうこともあるでしょう。
場合によっては、辛さを我慢して抱っこし続けることで、「もうすぐ寝かしつけの時間がくる」など、プレッシャーに感じてしまう人もいるかもしれません。そこで、寝かしつけで抱っこ紐を使いたい場合は、腰や肩ベルトにある程度のクッションがあるタイプを選ぶと安心です。
ただし、クッションに厚みがあり過ぎると抱っこ紐のボリュームがアップするため、持ち運びしたいときにかさばってしまいます。赤ちゃんを連れてお出かけするとなると、オムツやおしりふきなど荷物が多くなりがちです。
コンパクトで持ち運びもしやすい抱っこ紐を選べば、荷物がかさばる心配もありません。買い物やお散歩など、基本はベビーカーを使って寝かしつけるときだけ抱っこ紐を使いたいシーンにもぴったりです。
4.まるで魔法?赤ちゃんの寝かしつけのコツを伝授!
寝かしつけで抱っこ紐を使えばママやパパの負担を減らしつつ、赤ちゃんを安心させてあげられます。しかし抱っこ紐を使ったからといって、必ずしも赤ちゃんがすぐに寝てくれるとは限りません。
実際に抱っこ紐を使っているのに、なかなか寝てくれないと悩んでいる先輩ママ・パパもたくさんいます。抱っこ紐を使って寝かしつけるには、2つのコツがあります。寝かしつける際は、ちょっとしたコツを意識してみましょう。
抱っこして5分間ひたすら歩く
いつも寝ている時間が近くなり、赤ちゃんが眠くなって泣いていると、抱っこ紐を使ってその場で赤ちゃんを優しくゆったり揺らしてあげる人が多いでしょう。
しかし、理化学研究所などのグループが発表した研究結果によると、泣いている赤ちゃんの寝かしつけには抱っこして歩くのが効果的なのだそうです。この研究では、抱っこしている人が歩き始めると、3秒程度で赤ちゃんの心拍数が低下して、リラックス状態になることが科学的に証明されました。
これは哺乳類の赤ちゃんが親に運ばれて移動する際、大人しくしなければ敵に見つかってしまう可能性があるからだといわれています。野生動物をはじめ、人間にも本能として備わっていると考えられています。
抱っこをしてからある程度のスピードで約5分間歩くと、実験に参加したすべての赤ちゃんが泣きやみ、半分程度の赤ちゃんは眠りについたそうです。ちなみに、抱っこをして歩いたときの効果が出やすいのは、生後1ヶ月~8ヶ月ごろまでの赤ちゃんです。
10分以上歩いても効果が出ない場合は、一旦休憩しましょう。できれば寝かしつけのために歩くのではなく、他の目的を持って5分間だけ歩き続けます。寝かしつけを目的とすると、歩くスピードが遅くなってしまうからです。
また、抱っこして歩く際はお互いの身体を密着させて、赤ちゃんの体がグラグラしないようにするとより効果的です。
参考URL:理化学研究所「抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明」
赤ちゃんが眠った後、5~8分ほど経ってから布団に降ろす
「やっと寝てくれたと思ったのに、布団に降ろした瞬間起きた」という話もよく聞きます。
同研究結果によると、寝てからすぐに布団に降ろすのではなく、眠ってから5分~8分程度待ってから降ろすと目を覚ましにくいことが分かったそうです。眠り始めて8分程度経過すると、深い眠りに入っている傾向にあることが理由として考えられます。
布団に降ろすと赤ちゃんが起きてしまうことは「背中スイッチ」といわれますが、背中が布団に当たって目が覚めたわけではありません。ママやパパと密着していたお腹が離れることで、落ちたと感じて起きてしまうのだそうです。
また、抱っこをしているときは体が丸まった状態だったものの、抱っこ紐から降ろすと急に背中や股関節が伸びるため目が覚めやすくなります。布団に降ろすときは、なるべくママやパパと密着した状態を保ち、手足が伸びないよう降ろすこともポイントです。
5.「HUGLM(ハグルム)」は寝かしつけしやすい抱っこ紐!
赤ちゃんがなかなか寝ない理由は、不快に感じることがあったり、興奮していたり、不安だったり、さまざまあります。抱っこで寝かしつけるとスムーズに眠りやすくなるものの、毎日抱っこをするとママやパパの身体に負担がかかる可能性も。
そこでおすすめなのが、抱っこ紐です。お出かけのときだけでなく、寝かしつけなど日常的に抱っこ紐を使いたい場合は、寝かしつけやすい抱っこ紐を選ぶと育児がグンと楽になります。
HUGLMの抱っこ紐はお尻ポケットを立体的に設計し、「Cカーブ」をしっかりキープ。赤ちゃんも快適に過ごせます。
さらに、背中のニットパーツが赤ちゃんの背中を優しく包み込みながら、Cカーブの姿勢をキープ。ニットパーツは通気性もよく、赤ちゃんも快適です。ヘッド&ネックサポートで寝ている赤ちゃんの首や頭を優しくサポートします。
海外製の抱っこ紐は小柄な日本人が使うとフィットしないこともあり、ママやパパの肩に負担がかかりやすくなります。一方、HUGLMの抱っこ紐は日本製で、日本人の体型に合わせて作られているため、長時間使用しても疲れにくいのが特長です。
また留め具が前側と背中側、両方にあるので、眠った赤ちゃんを起こすことなく布団に降ろせます。寝かしつけもスムーズです。
「HUGLM(ハグルム)」の抱っこ紐は、赤ちゃんと過ごすかけがえのない時間を少しでも長く楽しんでもらいたいという想いから誕生しました。
抱っこ紐はインターネットまたは店頭で取り扱い中です。全国に9店舗展開しているショールームでは、知識豊富なスタッフのサポートを受けながら実際に試着できます。
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